4-1. 発達障害とは 

発達障害とは、生まれつき脳の発達する過程で何らかの原因によって通常と違う個性を身に着けることを言います。

あくまで個性ですので、病気とは違い、治すというよりも、よりよくお付き合いをするという感じが解釈としてよいと思います。

幼児のうちから症状が現れ、通常とは違う反応をすることが散見されるようになります。どうしてこの子だけこういう反応をするのだろう、と思うことが頻繁にあるようでしたら疑いがあると思います。

成長すると、自分はほかの子供たちと違うところに、苦手な事があると気づき、生き辛さを感じることがあるでしょう。周囲の友だちからの指摘で気付くこともあると思います。

発達障害はその特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、本人の良い所を尊重した生き方を見つけることができる可能性が高いのです。

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、

 ○自閉症・アスペルガー症候群

 ○注意欠如・多動性障害(ADHD)

 ○学習障害(LD)

の3グループが主な障害となります、そしてその他に

 ○軽度の知的障害

 ○チック障害、吃音(症)

 ○場面緘黙症

なども、ご相談されることがあります。

同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなくいので、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。

個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。

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